福島の再生可能エネルギー

福島の再生可能エネルギー

福島県は震災後、再生可能エネルギー100%を目標に掲げました。 以後多数の再エネ施設が建設されています。

そうまIHIグリーンエネルギーセンター

IHIは相馬市内に 1.6 MW の太陽光発電所と太陽光エネルギーを、電気や水素、熱に変換して活用するシステムを建設しました。太陽光発電の電気を余すところなく有効利用するシステムです。

新地町駅前のエネルギーセンター

新地駅は津波で破壊されましたが、現在、移転新築した新地駅の周りにはホテル、温浴施設、商店街、フットサル場が建設され、天然ガスを電気、熱として利用し、さらには発生する二酸化炭素を農業ハウスで活用するトリジェネレーション(エネルギーの三重利用)がはじまっています

南相馬太陽光発電所と風力発電所

60MWの太陽光発電所ー海岸沿いには風力発電

原発用送電線を活用する再生可能エネルギー発電所

福島県内にあった10機の原子炉はすべて廃炉と決まったため、かつて原子力発電に利用されていた送電網は使われなくなりました。これを再生可能エネルギーのために活用して、浜通り地域は多数の再エネ施設が建設されています。

大熊町、富岡町の太陽光発電所

浪江町の水素工場

東芝、イワタニ、東北電力、NEDOが連携して、浪江町の旧原発予定地跡地に再エネを利用した水素製造工場が建設されています。ここで製造された水素は燃料電池自動車に供給され、東京五輪などで活用される予定です。

福島送電に連なる再エネ開発

原発用送電線を活用してもなお送電網が不足しているため、再エネ電力用の送電会社を設立しておよそ600MWの風力・太陽光発電所の開発を進めています。図の青線が送電線で、総延長約80kmを埋設で引いています。2020年1月から運用を開始し、いくつかの太陽光発電所は運転を開始しました。風力発電所の工事はまだこれからです。

再エネ収入を地域再生に利用

再エネ発電所の収入は、発電所周辺地域をはじめとして、原子力被災地の復興を推進するために活用されています。写真の発電所はこのウェブサイト福島再生のために活用されています。

再エネ電気の需給バランス調整に使われる大型蓄電池

東北電力の電力系統には、大型蓄電池が接続され、不安定な再エネ電気の調整に使われています。

ソーラーシェアリング

南相馬市の一社えこえね南相馬ではソーラーシェアリングで農業と発電の共存に取り組んでいます。

アンフィニ太陽光発電パネル工場と水上太陽光発電所

浮体式洋上風力発電

晴れて乾燥した日なら、楢葉町や広野町から、およそ20km沖に3つの風力発電機と1つの変電所が浮いているのが見えます。

産総研の福島再生可能エネルギー研究所

中通りになりますが、郡山市に産総研の再エネ研究所があります。再エネシステム、水素、高効率の風力発電と太陽光発電、地熱等の研究をしています。

福島高専

いわき市にある福島高専はエネルギーと廃炉と持続可能性の分野でも先進校。再エネとコジェネでエネルギーを有効利用するスマートグリッドを運用しています。