川房集落の再生計画 投稿者:Sasaki 投稿公開日:2019年8月15日 投稿カテゴリー:地域活性化 投稿コメント:0件のコメント 原発事故の前と後 南相馬市小高区の西部にある川房集落は、事故前は73戸に230人の住民が暮らす小さな農業集落でした。2019年4月時点では、住民は12戸18人、2021年4月で13戸30人。仮設住宅や避難者住宅が閉鎖されたのに帰還者は増えません。住民のほとんどが高齢者であるため、田んぼや畑を耕し、道路や水路を管理し、集落の生活環境を維持することは帰還住民だけでは不可能です。 太陽光発電所の収入で集落を再生 2014年、集落の一部を太陽光発電所の用地として提供し、代わりに売電収入から原資を得て集落再生をすすめることにしました。2018年から発電所が稼働し、2019年から集落再生事業がスタートしました。 集落東部に広がる太陽光発電所 集落再生計画 草刈・水路清掃 道路わきや空き地の草刈り、用排水路や溜池の清掃を委託により行います 公会堂の運営 改修した公会堂を運営、維持します 地域の人材育成 地元の小中高校の学習や文化スポーツ活動を支援します ボランティア活動の支援 南相馬ボランティア活動センターと連携してボランティアによる環境回復を支援します 農業再生 農地を取りまとめて、牧草地などに利用します 移住・交流の支援 移住者の増、交流人口の増加を図ります。見る知る学ぶツアーもその一環です。 除染土壌が入った袋が農地を占領している川房集落。多くの住民が去った集落を再生することは可能でしょうか・・・可能なんです。なせばなるのだ。 帰還農家とひまわり 除染土の仮置場 帰らない住民の家 田んぼだった土地を仮置場が占拠 南相馬川房振興委員会 979-2164福島県南相馬市小高区川房字四ツ栗87会長 大内 安男info@revive-fukushima.com タグ: 集落再生 Please Share This Share this content Opens in a new window Opens in a new window Opens in a new window その他の記事を読む 次の投稿福島再生と再エネ研修ツアーサンプル おすすめ ホタルが棲む水環境の再生 2022年5月1日 震災後初めての田植えと稲刈り 2021年7月21日 コメントを残す コメントをキャンセルコメントコメントする名前またはユーザー名を入力してください メールアドレスを入力してコメント Web サイトの URL を入力してください。(任意) 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。